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新世界から大阪市立美術館へ
 2009年12月6日、折から開催中の「小野竹喬展」を観に大阪市立美術館へ行ってきた。いつもは地下鉄天王寺駅またはJR環状線の天王寺駅から出かけるのだけれど、今回は動物園前で地下鉄を降り、新世界のジャンジャン横丁を歩いて行った。新世界はほんとに久しぶりだ。とくにジャンジャン横丁は何十年ぶりといったところだ。昔は、泥臭くてわい雑で胡散臭くて、おっちゃんだらけで、あまり近づきたくない街といった感じだったが、今回久しぶりに訪れてみて、ずいぶんと様変わりしているのに驚いた。もちろん昔ながらにおっちゃんだらけで泥臭いんだけれど、その泥臭さがあか抜けている(変な言い方だが)というか、泥臭さがブランド化され観光地化されている、といった感じなのだ。その分、わい雑さや胡散臭さは影を潜め、家族で行っても安心な街といった感じになっている。じっさい、おじさんだけでなく、若い男女の姿も多くみられ、串カツ店などの前には一見して観光客と思われる若い男女が列を作っていたりした。多分メディアか何かでさかんに取り上げられている有名店なのだろう。
 写真の被写体としてみると、ある意味アジア的ごった煮のようで、その上昭和の香りぷんぷんのこの地域は、とても面白そうだ。今回は連れ合いと一緒だったこともあり、そのあたりはあまり撮れなかったが、近いうちにまた撮影に出かけてみたいと思っている。


三桂クラブ
ジャンジャン横丁の将棋会所のひとつ「三桂クラブ」 今日も熱心な見物人が店内をのぞき込んで勝負を見守っていた。店の常連客には、注目を一身に集めるために、わざわざ窓際の席を選ぶ人もいるとか。ある意味そこは晴れ舞台なのだろう。
OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6(以下同じ)
2009年12月6日


将棋の王将
こちらも有名な将棋会所「王将」。こちらでは定休日を利用しての「ジャンジャン寄席」なども催されているようだ。
2009年12月6日

慶沢園からみた大阪市立美術館
天王寺公園内の慶沢園(けいたくえん)からみた大阪市立美術館。もともとは住友家の庭園だったもので、作者は小川治兵衛。
2009年12月6日


慶沢園からみた大阪市立美術館
慶沢園からみた大阪市立美術館。
2009年12月6日


大阪市立美術館
裏手側からみた大阪市立美術館。
2009年12月6日


夕陽に映える大阪市立美術館
夕陽に映える大阪市立美術館。
2009年12月6日


大阪市立美術館モノクロ
1936年開館の大阪市立美術館。設計は伊藤正文と海上静一。この日は「小野竹喬展」が開催中だった。
2009年12月6日


夕暮れの通天閣遠望
夕暮れの通天閣遠望。通常の補正のみだけど、空と地上両方のディテールが比較的うまく出たかもしれない。
2009年12月6日

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